2015年12月14日月曜日

11月は、花火を思います。

花火ちゃん、永遠の8歳。私の永遠の宝物です。
昨年の11月の4日に花火は逝きました。
最期はキュッと私の手を握って逝きました。「ありがとう」と言ってくれたような気がしてました。
別れの時が近いことを家族中がわかっていましたので、皆で花火を見守り、まんじりともせずいたのですが、
人間の子供が眠りにつき、夫がコンビニまで飲み物を買いに行ってくれている、ほんの瞬間に私と花火だけになったときに、花火は逝きました。

「らしいね、そうなるような気がしていた。」と夫は言い、
ここまでの花火の苦しさや我慢や頑張りを思うと、特に寝たきりになってしまったこの1ヶ月は、本当によく頑張ったので、
「楽になったね」「体が軽くなったね」「花火ちゃん、ありがとう」の言葉しか出てきませんでした。

折しも去年の11月1日から3日まで
私達家族は新潟にいる亡き母の弟の家に遊びに行く予定にしてました。

予定が決まってから花火の容体が悪くなったのです。
8月の30日にFIPと診断され、
9月の7日には血栓を発症、それはもう助からないか?!と思ったのです。
猫の先生に奇跡的に助けてもらい
退院、しばらくはヨタつきながらも奇跡的に歩けるようになり、
猫の先生でなかったら、得られなかった花火との密な時間を頂きました。
今思えばかけがえのない時間でした。

そして、血栓が再発、寝たきり、となったのです。




花火は、寝たきりになっても凛として、花火のままでした。

当然、旅行は取りやめようと思った私達、
母が亡くなる前に「1度行きたいわ」と言っていた叔父の家、あんなに早くに母が亡くなるとは思っていなかった、それでも又、時期をみて計画すればいい。
叔父夫婦は元気で、私達にも未来がある。
花火の残された1日1日を思うと花火から離れてはいけないような気がしました。

でも「猫のせいにして人間の予定を変えないで良いから、猫も迷惑するから。
行ってきなさい。ぼくがちゃんと診ててあげるから。花火を信じてあげなさい」と猫の先生に言って頂き、

そもそも11月の1日まで花火の命がもつのだろうか?という状況で、
猫の先生に預けたにも関わらず(インシュリン注射の必要だった市松も一緒に預かってもらいました、大好きないっちゃんと隣にしてもらい、花火は安心だったと思います。)
きっちり3日にお迎えに行ったときまで花火を生きて私に返して下さったのです。

そして、4日でした。
花火は、私達の元から旅立って逝きました。

花火ちゃん最期の夜、花火テントに寄り添う市松とタマリ。
物言わぬ猫たち、オモチャを運んでは寝転がる市松。


「ありがとう」しかない、頭ではわかっていました。
しかしながら、私は花火の死と向き合うことは出来ず、逃げることになります。
泣き出したら最後、涙を止めることは出来そうもなく、
膝をついて立ち止まったら、立ち上がれない、
トマトを失い、クコを失った私は、猫ちゃんの死に向き合う余力なんぞは持ち合わせていませんでした。

元気だった時の花火とうちの子、寝室で^^
こうして文章に書くことも出来ず、バタバタと人間のこと、猫ちゃんのことを
し続けながら、背中越しに変わらず花火はこの家にいるような、キャットタワーや食器棚の天辺の「花火の定位置」にいるような、そんな気でいました。
「花火はそこにいる」と。
いない事を認めたら負け、といった感じです。

その後も私は、胡つぶの行方不明や市松の死、というとんでもない経験をするのですが、
それでも、その中にいても、どうしても「花火がいない」ことは認めず、知らん顔してきました。

そして、今年の11月の4日
私は口にします。
「花火が死んでしまって1年なんだね」と。
と、同時にあとからあとから涙があふれ、膝をつき声をあげ
「花火!花火!嫌だ!戻って来て!」とひとしきり泣きました。
まるで、今花火が死でしまったかのようでした。

テーブルの上も花火の定位置でした。
書いても書いても書き尽くせないほど、言葉では表せないほど可愛い、
どの子も可愛いのです、が
まだあと10年は続くと思っていた花火との時間をいきなりもぎ取られ
彼女なしで回っていっている我が家、変な感じがします。

今頃は花火の元々のパパと天国で軽くなった体で走り回っているのだろう、と思えるようになったのも、ほんの最近です。
今も尚、花火の毛の感じをこの手が覚えており、花火も鳴き声もグルグルもこの耳が覚えています。忘れるわけもなく、
記憶の中にしっかりと強く刻まれています。

私のように、猫ちゃんをたんまり保護する人間の家だと
花火は辛かったかも知れない、と考えないわけではありませんが、
彼女がこの家の中心にいたときが、私の猫ちゃん歴史の中で1番幸せだったな、と思います。
ムキになって、
立ち止まらず、考えないようにして突っ走ってきました。
そうするしかないような苦難にも襲われましたし。
現在もまだ、保護猫ちゃん達がいます。

突っ走るしかない状況には変わりはないのですが、
少し振り返りつつ、泣く日もありつつ、立ち止まって考え込んでもヨシなのだな、と思う今日この頃です。

猫ちゃんの病気の数々の前では、人は無力ですね。
どんな病気になろうと、人は、それはもう必死で出来ることをするしかありません。
猫ちゃんには何も罪はなく、ただただ可愛いのです。

花火は、今は亡き私の従兄弟の猫でした。ご覧の通りペットショップで買われた猫です。
「やっぱりお金を出して飼う猫ちゃんって、可愛い作りになっているよね〜」と
夫と何度か話したことがあります。
み〜んな可愛いのには変わりないのですが、やはり「別格」な感じがしました。

そして、今も胸を掻きむしられるのは、
考えたところで仕方がないのは、
ペットショップで売られていた花火がFIPに感染していたという事実です。

何かがおかしい。

でも、もし先に感染症を調べられてFIP感染がわかっていたら、
花火は売られるどころか殺処分されていたかも?と思うと
調べてなくて結構だったのです。

が、でも、何かがおかしい。

FIPに限らず、こんな感染症は感染しても、
「体の中にセットされた時限爆弾があるけれど、爆発するか不発弾かわからないよ〜」ってなもので、
何事もなく、発症せず天寿を全うするかも知れません。
それはもう神のみぞ知る、未知の領域です。
感染しつつも直接の死因は又、別かも知れない。
花火の死因もFIPではありません。

花火は猫エイズと白血病は調べられており、マイナスでした。
今考えてもゾッとするのは、花火の場合はそれがプラスと出ていたら、やはり売り物にならず殺されていたのではないか?と恐くて仕方ないです。
それが発症するしないは別として、殺されていたかもしれないのです。

何かがおかしく、そしてバカバカしい、

考えたところで私が何かを変えることも出来るわけではないのです。

それでも、猫ちゃん達は花火のみならず、自分のそんな背負った宿命を恨まず凛と生き、そして逝きます。人間はもっともっと知識を持ち、そんな彼女達に出来る最善のことが出来るようにならなければいけないのに、なかなか難しいです。
恥ずかしい限りです。

カボスと花火、ほんの2年前
ずっとこんな可愛らしい姿を見ていられると
信じて疑いませんでした。

クコにしても花火にしても天寿とは言い難い、若くして大病を発症した子に対して、
オロオロ泣く私に猫の先生は必ず言います。
「この子、今からすごく頑張るから。あなたは目をそらさず見てなきゃ駄目だよ」と。

私は、「はい」と返事をし、

私と暮らしたこと、私の手に掛かったこと、その全てに抗うことさえ出来なかった彼女たちが「この家で、この人で良かった」とまでは思ってくれなくても
私がいつか彼女たちがいる場所に行ったときに
「久しぶり〜」と駆け寄ってくれるくらいの信頼は得たい、と願い看取りました。

人間というのは、猫ちゃんの前では本当に無能ですが
彼女たちのおかげで確実に強くなっている私がいます。

花火が生きた8年は間違いなく存在し、亡くなった従兄弟の代わりに私達は花火と共に生き生きと笑顔で暮らした8年間は素晴らしい日々でした。
確かに短かったかも知れない。それでも何ものにも代えられない8年でした。
あんな可愛い子と暮らせて、私達は幸せでした。

ありがとう、花火。

花火ちゃん、逢いたいね。一緒に暮らせて本当に良かったね。
楽しかったね。
人間のチビの暴虐武人さも花火は許さなかったね。
「花火ちゃんが叩いた〜」と言いつけにくる我が子に、吹き出す私、
それでも花火は言い訳ひとつせず(笑)、「当然だにゃ」と堂々としてたね。
花火は丸いモノをよく転がしてたね。リンゴもカボスもみんな転がしていたね。
どっちが花火かわからなかったよ。
う〜んと伸びをして天井を持ち上げていたね。ストーブの上のヤカンの音が花火は好きだったね。
私は・・・花火を見るとき、いつも笑っていたね。

キャットタワーの天辺の花火
ここから立ち上がり、天井を持ち上げるのです^^


今もキャットタワーの天辺に花火の面影を探しつつの日々です。
でも、きっと大丈夫です。


今回はメソメソ想い出話編でした。



さて!ワカメちゃん、引き続き里親募集中です^^
よろしくお願い致します。

食器棚の天辺のワカメ

いつでも里親募集中

次回は、お届け完了した子たちの事を書きますね。
12月だというのにご報告が遅れていてすいません(>_<)ゞ



2015年11月9日月曜日

♪くるねこ大和さん、ありがとうございます!

おすましコンブ君、コンちゃんと呼ばれる男
11月の3日 4日にわたって、くるねこ大和さんのブログに
我が家の里親募集中のニャンコちゃん達を掲載して頂きました!
感謝感激雨あられです!
何卒よろしくお願い致しますm(__)m


是非、みてみて下さいませ!
そしてお陰様で、水玉君とのどくろ君にご縁を頂けました!
ありがとうございます!

もっともっと長く長くかかる気持ちでいましたので、なんだか寂しいくらいです。
引き続き、コンブ君とワカメちゃん、里親さま募集中です!

べっぴんワカメちゃん、キャットタワー中♪
キラキラボール中でもあり(^^)

想像を覆し、黒猫ちゃんコンビがご縁の糸を待っております。
我が家は只今、黒猫率すごく高いのでありますよ。
皆、ピカピカに黒光りしております!

最初の5ニャンコ、続いての2ニャンコ、みんなみんな可愛い・・・です。
ホント愛おしい存在でして、
仔猫ちゃんというのは、ドタバタと大変なのですが、ものすっごく可愛い!無敵です。
見てるこっちは、冷蔵庫に戻し忘れたバターのようにとろけておりますσ(^^)

色んな人が色んな事を私におっしゃって下さいます。
全く同じ考えの人というのはなかなかいないのですが、わかり合える方々がたくさんいる中、苦言を呈されることは山盛りあります。もっともだと思います。

でも

あのままノラネコさんとしてずっと人に懐かず生きていくのと
こうして猫ちゃん的には『不本意ながら』人間の手の掛かり、人の愛情の中で
おうちの猫ちゃんとして生きていくのとでは、全く違うのです。
寿命だけではありません。

色んな人がいますので、考え方も色々なのですが
少しだけでもより深く考えて下されば、わかりそうなもの。
(こっち側からの一方的な意見です、正しいとかではなく)

ノラ猫ちゃんにご飯をあげたなら、その子の猫生に責任を持って頂きたい。
と言うか、責任が持てる人しか、ご飯をあげちゃダメです。
責任を持てないなら、餌やりはダメです。

そして猫ちゃんは寒さに弱い生き物です。
人間だって寒い日に外で寝るなんて事、そうそう簡単には出来ません。
ね〜こはコタツで丸くなり〜♪と歌って頂ければわかるとおり
「寒いだろうな、大丈夫かな?」と思うのが当たり前だと思う私です。
自分なら寒い外で一晩でも過ごすことは出来ないです。
当然です。

人によっては、趣味で雪山に挑み寒さと自ら闘う人もいらっしゃいますが、(ウフフ)
そういう人は知識と自分の信念のもと観たい景色があって、挑んでらっしゃる事ですし、人間ですので、自己責任、そして誰も傷つけていないので、
寒い公園に放り出されている猫ちゃんたちとは意識レベルが全く違うというか
比べるのが無茶ですね(笑)。


ノラ猫母さんがそういった公園で仔猫を産み育て、
自分のシッポで仔猫を遊ばせている様な光景を「なんて可愛いんだろう、ウフフ」と思うのは思ってもらって結構ですが
その背景には何があるのか、もう少しだけ深く考えて頂けると、といつも思っています。

仔猫ちゃんを産むことは出来てもこんなお外でこの親子は生きていけるんだろうか?
寒さは大丈夫だろうか?
カラスに仔猫ちゃんは持って行かれないだろうか?
も少し大きくなったら、うっかり車道に出て、車に轢かれないだろうか?
この後、またあのお母さん猫は仔猫を産んでしまわないだろうか?などなどなど

えらそうな事は言っても、私も自分に出来る範囲の小さい事しかしてません。

が、
そうして、もう少しだけ思いを馳せてもらえれば、
もう一歩だけ進んで頂ければ、と思ってしまいます。

今、私がこうしているのも、この人「くるねこ大和」さんとの出会いがとても大きいのです。そして猫ちゃんを介して知り合った方々、と。

ほんの十数年前までは、
ただの猫好き、トマトちゃんとウズラちゃんの下僕、それが私でした。
時間が流れ、今も下僕には変わりませんが(笑)一歩、二歩進んだ私です。
バージョンアップでも言いましょうか?たまにフリーズあり(苦笑)。

全ての人にそうしろとは言ったこともないですし、思ったこともないです。

でも、
毎回こんな局面を「どうしよう?」と苦しい思いをしつつ、
泥棒に入られたかの如くひっくり返ったの家の中で頭を抱えつつも
結果、猫ちゃんに助けられ、猫ちゃんに癒され、勇気をもらい、
そして、人と人との縁まで結んでくれている、というこの有り難さであります。

私はけっこうな幸せ者です。

この中部地区にあの区にもこの区にも、あの市にもこの市にもあの街にもこの街にも、
里子に出した猫ちゃんと愛にあふれる生活がある。
西は大阪市、東は富士市、(南は沖縄です〜!)
それが、私の誇りです^^
この誇りは全て猫ちゃんたちと支えてくれた人達、里親さま達がくれたものです。

救われているのは、本当は私です。

くるねこさんのみならず、皆さんありがとうございます!

ご縁を頂けた鉢割れコンビ、かわゆいのです(/_;)

まだまだ続きます!
コンブ君とワカメちゃん、何卒よろしくお願い致します〜

大阪市のコトラちゃん^^西の代表です!
いつかこの子の目線で物語を書きたい私です。
大阪弁で!(笑)

仔猫ちゃんたちが無事にご縁を頂けたら、お母さん猫とお父さん猫の家猫修行が始まります。
ずっと道は続きますよ〜。


そ、そして、ジル君(元:アル君)を保護した友人が・・・

初めまして^^キナコです。
可愛い〜

迷い猫ちゃんを保護しました。
心優しい友人は「迷子」ということで、しばらく飼い主さんを探すのですが、

心が真っ黒なこの私
「この子を捨てた輩なんて、不幸のどん底に落ちるがよいわ!」
と思っております、はい。
でも、友人に保護されたからには、ジル君みたいに幸せになるんですから、強運と言えましょうぞ。きっと大丈夫です^^


そして
お久しぶりです。ビビリの冬胡です
冬胡ちゃんは、元気で我が家の寝室にいます^^
相変わらずのずんぐり短足、スパッツ履き(笑)
いつまで経っても仔猫体型、仔猫顔です。今は里親募集を中断させて頂き思案中です。

訳あって、大人の猫の里親募集は、本当に恐怖すら感じている私です。
慎重にいきたいと、思っています。

何事もなかったかのようにはなってません。
今も私の中で「悲しみ」と「怒り」と「不安」は治まることなく
それでも笑顔で、出来ることをしていくという、「修行僧」であります。
いつか答えが見えるのか、一生背負うのか、と葛藤しつつです。
ただ、修行僧であるにはあるのですが、ものすごい滝に打たれている状況ではなくなっています。
せっせとお寺の長い廊下を雑巾がけしている修行僧のような気持ちでいます。
来る日も来る日もせっせせっせと雑巾がけ、とにかく無心で雑巾がけです。
それが、修行ですもの。
(わかる人にはわかります。
伝わる人には伝わるでしょう^^)


胡つぶの事、あきらめてません。









2015年11月6日金曜日

朝顔と三日月の巻♪

朝顔と三日月、可愛いです!不思議な2匹
さて、続いています(^^ゞ(どこから??)

9月の話で恐縮なのですが、5ニャンコを保護し、オカッパちゃんを保護・避妊手術した後の黒パパ君の保護・去勢手術のまた後の話です。

気になって気になって仕方なかった銀色ちゃんがとうとう仔猫を2匹を引き連れて我が家の縁側にやって来ました。
にしても・・・そこはそれでノラさんですので、捕まるわけもなく(^_^;)
でも、この夏はお盆を過ぎた辺りから急速に冷えてきまして、大雨、台風と心配がつきませんでした。

捕まらない親子を2mくらい離れたところで確認しつつ、友人と雨に濡れても大丈夫な段ボールハウスを作成して設置!
ハラハラした思いで家の中から見つめていると親子3匹は段ボールハウスで暮らし始めました^^
脳内映像では、バッターを三振に仕留めたピッチャーがやっているくらいのガッツポーズですわ、もちろんσ(^^)

銀色ちゃんは(写真が撮れなくてすいません、ひとつ屋根の下で暮らしてはいる今日ですが、まだまだカメラを向けることも出来ないくらいシャーフー言われてます、苦笑)
銀色サバトラです。アル君(現:ジル君)を薄くしたような色柄で、目が顔の半分はあろうかというべっぴんさんです。
が、細いです(T_T)

その細い細い銀色ちゃんのオッパイを吸っている、これまた小さな小さな仔猫ちゃん2匹、外は土砂降りです。
雨ざらしになっても良いようにビニールとプチプチを貼り付けた段ボールハウスであっても、豪雨に耐えられるのか?敷いてある毛布だって濡れれば、とたんに仔猫の体温を奪うのではないか、と家の中から見つめる私、

え〜い!我慢出来んわい!

ってなもんで根性の捕獲大作戦です!
少し時間は掛かりましたが、捕まりましたよ!小さな仔猫2匹のみでしたが(×_×)

保護してやっとお目々が治った朝顔♪
トイレに籠もるのがお好き(^^)

2匹はボロボロでした。状態が良くないのは一目瞭然。猫風邪はもちろんのこと
雨に濡れてしまい体温がやはり下がっていました。
すぐに猫の先生に診てもらい、ちょっとだけ苦言を頂き(苦笑)
やれることをやろう、と特に黒い子は難しいかも知れない、との事でした。
三日月の事です。

「とにかくボコボコに温めて!」と先生。
ホットマットと湯たんぽが常時置かれました。

先発の5ニャンコが順調にad缶をたいらげ、スクスクと育っていったのに比べ
この2ニャンコ、OPP(お腹がpi-pi-という事でございます。アメトークより、笑)で大変でした。
先生に注射を打ってもらい、フードを替え、それでも一週間経っても全く体重が増えてない、という恐い事態に私も必死!です。祈るような思いです。

その頃の我が家、この子達を他の猫ちゃん達と特に仔猫5匹とは一緒にすることは出来ないため、(下痢してますからね、当然です(__;))お部屋の数がない我が家では、この子達だけ空間を作れるのは、もう玄関ホールしかありませんでした。
あっトイレか洗面所があったかも・・・ケージ入れたら人間が入れないけど・・(苦笑)

下痢も治り猫風邪も治り、体重も増えワクチンが1回打てた三日月^^
リビングに引っ越しです^^

どうなることかと思いきや、先生の的確な診察と「ボコボコに温め大作戦」のおかげか
下痢が治り、猫風邪も治り、少しずつ体重が増えていく2匹(^o^)
1回目のワクチンが打て、リビングに^^
視界を遮り気味だったソフトゲージから普通の1F建ての檻(ケージ)に!
そして、『朝顔』と『三日月』と命名(あくまで仮名です、ホントの名前は里親さまに^^)

小一の我が家の坊主が、夏休み中一生懸命に水やりし、育てた朝顔の青いキレイな花のような目をもった『朝顔』くん
そしてやはり小一坊主が「ママ、お月様が痩せちゃってる!お腹空いているんじゃない?」と可愛いことを言いながら見上げた細い三日月の様に、ほっそい『三日月』くんです。

かわいい2匹、小さな小さな朝顔と三日月です^^

譲渡会に1会参加したときは、お声は掛かりませんでしたが
お陰様で、その後はたくさんお声が掛かり、
三日月は只今トライアル中です^^
朝顔は、里親様の引っ越しを待ってお届けになります^^
本当に良かったです!

そして、ご心配なく!
お母さん猫・銀色ちゃんも2匹の捕獲から遅れること1週間後、保護・避妊手術が済んでおります^^やっぱりリリースできずに考え込み中な私であります。
仔猫ちゃん達が無事に里親さまが決まったら、お母さん達の家猫修行が始まります!

引き続き、
絶賛里親さま募集中ですよろしくお願いします!

コンブくん、可愛いですよ〜チロッと白いんです^^
『月輪猫』です。

終の棲家を夢見て待っておる次第です^^

本当はもっと可愛いワカメちゃん
[撮り手の腕が足らにゃいにゃ!」

よろしくお願いします!
譲渡会参加中の水玉にのどくろ♪

おまけ
シーツに同化する牡丹とツララ、おっさんコンビ^^

もひとつ
小一坊主の手提げに同化する?タマリちゃん^^










2015年10月19日月曜日

順を追っての、間に挟みの(*^^)v


至福の表情のアル君 保護主・友人宅にて(*^^)v
「続きます〜」と言いつつも、ご報告したい数々の事の中で、
幸せに満ち満ちたご報告をば!

バタバタと自転車操業的な私の毎日なのでありますが、
特に夏場はバタバタした上、お盆辺りからグッと冷え込み、お腹周りには蕁麻疹が出てしまい痒い痒い9月上旬(どこが幸せに満ち満ち?)

9月5日の譲渡会、盲導犬協会での譲渡会で
可愛い可愛いアル君のトライアルが決まったのであります^^

アル君は遡ればけっこう近い段階でアメショーが入っているのであろうという色柄、
毛足も柔らかく、可愛い顔つき、ちょっと困り顔というのも何ともたまらない可愛い子なのであります。
「これは、すぐ決まるわ!」と彼に初めて会った瞬間に思ったのです。
会場のどなたもそうおもっていらっしゃったのです。(本当です!)
譲渡会が終わる度に、「なんでアル君が決まらなかったんだろうね〜」と皆さんから言って頂き、私も「本当になんでだろう?」と思っていたんですが・・

神様はちゃんと上手に運命を決めていらっしゃるのだな、と痛感したほど
画に描いたような素敵なご家族が名乗りを上げて下さいました^^

お届けは9月の12日、抜けるような青空の下、アル君はジル君という素敵な名前を頂き、日進市に縁づきましたよ〜

かわゆい里親様なんですよ〜イケメンなのであります!
このおうちにはアル君も含めイケメンしかおりませぬよ〜(*^^)v
「なんかCMに出てくるみたいなおうちだわ〜」と思う程の
光のいっぱい入る素敵なおうち、
私は人間のチビ連れで、そのおうちに到着したときは
アル君の掴んだ幸せの大きさに、本当に感謝致しました^^
お父さん、お母さん、男の子の二人、そしてアル君(ジル君)、
「良かったね、本当に良かったね」とアル君の巣から出てこない(笑)ジル君に何度も語りかけ、帰ってきました^^

猫ちゃんを飼うのは初めてのおうち、
兄弟くんでご飯係とトイレ係をして下さるそうですよ〜^^
嬉しさと共に目からウロコが落ちる気持ちになりました。

私は猫ちゃんに慣れすぎてしまっているのですね、自分の子(人間の方です)は7歳になったのに猫ちゃんに対して何の役割分担もさせていませんでした。
迂闊でした。
いったい私は何をみて何を思って、猫と暮らしているのでしょうね。
とても教えられる事の多いご縁となりました^^

「初心忘るべからず」

色々考えさせられました。
こういう保護活動をする中で、「慣れてしまってはいけないこと」「見失ってないけないこと」学ばせて頂きました^^

お届けする私達も縁あって里親になって下さった方達も共に猫ちゃんが好き、という大前提、上も下もないのです。
慢心していました、私(^^ゞ
そして、猫ちゃんが来る!ということをワクワクした気持ちで指折り数えて待ってて下さったご家族の気持ちを、私は忘れることなく、この先も進まねばいけませんね^^

「慣れない」「麻痺しない」「見失わない」

たくさんの仔猫ちゃんを保護してしまっている私にとっては、
何度も何度もお届けは経験してきてます。
でも、里親さまにとっては、初めての事であったり、数えるほどであったり、
人生の中でも何度もないことなのです。

忘れないようにしないといけないです。
簡単なようでなかなか難しい事もあります。まだまだ人として未熟なのですね。
精進致します!頑張ります!

ともあれ、アル君は日進市の素敵ご家族の元、幸せに猫生をスタートさせて頂いています!応援して下ったたくさんの皆様、ありがとうございます!
ご報告がこ〜んな遅れて、「またか」と思われていることと思います(苦笑)。
すいません〜


可愛い^^ツバメくんです!
実は私、猫の柄の中でタキシード柄が1番好き!
ツバメ君はまさにタイプです。ウフ
さて!そして!
「どうして決まらないんだろう?」のアル君とは違い、
「決まるだろうか?」の我が家の保護仔猫ちゃんズ、でありますが、
その中で、唯一ツバメ君にご縁が頂けました!
ありがとうございます!

これまた「やった〜!!」と小躍りしてしまうような素敵ご夫婦にツバメを選んで頂きました^^
譲渡会会場ではなく、我が家に直接逢いに来て頂けましたよ^^
この散らかった我が家、大変恥ずかしい思いをしたのでありますが、ご夫婦は嫌な顔一つせずニコニコとツバメとご対面して頂きました。

9月の19日のことであります。
20日には円頓寺での譲渡会を控えておりまして、
「お届けはいつにします?明日が譲渡会なので、1番早いお届け出来る日は21日になります。」との私の言葉に
ご夫婦揃って「では、21日でお願いします!」と答えて頂きました(笑)。

世間はシルバーウィークとやらでして、その間ずっとお仕事のうちの夫に
その晩その話をしたらば、「ツバメは幸せになるね〜」と蕩けそうな笑顔で申しておりました^^その通りになりました。

20日の譲渡会はツバメ君はお留守番でした^^
なんとも幸せなお留守番だったね!
5兄弟の中で1番体が大きく、性格の良い(と思われます^^この時点では!です、笑)ツバメ君です。
ちなみに現在は全ての子がツバメ君のように性格が良くなっておりますよ(本当です!)ウフフ

そのご夫婦宅には先住猫ちゃんのくーちゃんがいらっしゃいます^^
全ては彼女に掛かっていると言っても過言ではなかったのですが、
私の中では「こういうご夫婦のトコに行けるといいな!」と心が決まっておりまして

お届けの寸前まで、神棚にパンパン手を合わせまくった私です(苦笑)

お綺麗でおしゃれな里親さまです!
おうちのインテリアもすんごいおしゃれです!
カフェみたい^^
そして21日、またしても抜けるような青空の下、名東区にお届けに行ってきました^^
同じ名古屋市内とは言え、港区から名東区、けっこうな旅路となりました(笑)。
ちょうど東山動植物園で、大渋滞にはまりまして・・・

里親さま宅にお邪魔した私は、
「なぜもっと片付けとかなかったんだろう?」と、とっ散らかった我が家にこのご夫婦をお招きしたことを海より深く反省しましたとも!
と、それくらい素敵なお住まいで、猫飼いにとっては『上級者』な猫グッズ!
何もかもおしゃれでありました。いつか私もおうちの中をあんな感じにしてみたいもんです^^

先住猫ちゃんのくーちゃんはとっても可愛く
ぎゅ〜っと私に抱っこされ
「ちょっと待って!何この人?!やめてよん〜」と私を見上げていました(笑)
いや〜可愛かった!(役得役得フフフ)

そして、ツバメ君は『ノア君』という名前を頂き、この家族の一員にして頂けましたよ〜!
嬉しかったです!
良かったね、ホント良かった!

くーちゃんとノア君 
どうでしょっ!この可愛さ!幸せすぎて怖いです私!

私がくじけないように、神様はこうして要所要所にご褒美を用意して下さりますね。
この写真を受け取ったときに、そう思いました。

アル君、ツバメ君、幸せを掴んでくれてありがとう!

遅ればせながら、幸せに満ち満ちたご報告でした!
引き続き、ご報告が出来ることと思います^^
残る、水玉、こんぶ、のどくろ、ワカメ、
そして、アサガオ、ミカヅキ、にもでっかい幸せが舞い降りますように!



オマケ
ミーニャン君(ふくくん)可愛い〜!!
里親さまから『1年になりました』のお便りを頂きました^^

もひとつ
たまには我が家猫^^お盆のツララ
『盆ツラ』です
そして
お盆のタマリで『盆タマ』^^
元気ですよ〜!

お知らせ
みなと猫の会〜こぴっと猫便り
みなさん、31日是非いらして下さいね〜!














2015年10月15日木曜日

続々と・・・保護!

5ニャンズのママ、オカッパちゃん(^^)
せっせとアップできなくて、大変申し訳ありません。
そうです。5ニャンコのお母さん猫であるオカッパちゃん、捕獲できまして^^
意外にもフワッと家の中に入ってきまして、本人「しまった!」と思ったときは
もうピシャッとサッシが閉められた後でした。フフフ
何度も避妊手術の予約をしては、取り消し、が続いていたのですが
なんとか8月の末も末に避妊手術をして頂きました。ホッとしました。

術後はすぐにリリースせず、夫の書斎にて静養中のオカッパちゃん、
「リリースをするのか?しないのか?」と今も夫と協議中です。
我が家は、もうパンパンでもともとの我が家猫ちゃんから色んな形で苦情が出ております、はい。
そうです。いろいろな形でというか・・・いろいろな匂いで、というか(>_<)ゞ

でも、写真を見て頂いておわかり頂けるでしょうか?
可愛らしい顔をしてます。まだ若いです、オカッパちゃん・・。
人に懐きさえすれば里親さまを探すのも可能なのではないだろうか?と思い立ち
今もリリースせず、我が家の夫の書斎に滞在して頂いております。
↑こういうと色んなお部屋があるように聞こえてしまいますが、うちは夫の書斎意外に2部屋しかないです、はい(+_;)

まずは、仔猫ちゃん達が全て里親さまが決まったら、ゆっくり家猫修行をして頂こうと
思っています。
当のオカッパちゃん、「こんなトコ出てってやる!」と言っているのかいないのか
言ったところで聞いちゃあいませんが(苦笑)、やっぱりノラさんなのですね、
全く持って隠れております。たまにお腹が減りすぎて、ウカウカッと出てきて
「しまった!」というような顔をします(^_^;

「何撮ってんだよ〜?!」の黒パパくん
そして、お次は5ニャンコのお父さんと思われる黒猫くんも捕獲し去勢手術しました。
ナンテン君に似たイケメンパパです。若そうです。
全くもって人に懐く気配もないですが、なぜかウカウカッと捕獲されてしまいました(苦笑)。この子はリリースする予定な為、お耳に印が入ってます。
けっこう深くお耳カットが入ってしまい、
痛々しいですが、仕方がないのです。ごめんよ(T_T)

そして、リリース予定は大幅に延び延びになり、やはり夫の書斎にいるのであります。
ここから寒くなりますしね。どうしたものか・・・。
やっぱり「人慣れしたら、ナンテン君のように幸せになれるのではないか?」と
考えてしまい、リリースを躊躇っているのであります。

でも、こんな事してたら我が家はパンクしてしまうのではないか?
仔猫ちゃんや命に関わる胡のために我が家は余力を空けといた方がいいのではないか?と夫ともなかなか意見が合わず、それでも私の意見に合わせてもらい
今はやはり、夫の書斎にいるのであります。

ノラとして、縦横無尽に走り回っていたであろう黒パパくんにとっては
6畳間は苦痛で仕方がないと思います。書斎の扉を開けて入る度に怯えています。
パニックを起こし、逃げようと必死で暴れることもあります。

いきなり捕まり、タマも取られ、訳もわからず押し込められ、なんとも申し訳ないのですが、
いつか!わかって頂こうと思っています。ゆっくり話を聴いてもらおうと思っている所存であります。(>_<)聴いてくれればの事にはなりますが・・・。

そ、そして
またまたやって参りました・・・。
オカッパちゃんの次に気になっていた銀色ちゃんの仔猫も2匹保護致しました・・。
心の中では「大丈夫か〜??私」と思いつつ
置き餌をしたのは私です。こんな小さな胡を見てしまったらば、やるべき事はおのずと決まってきます。

三日月に朝顔、共にオス^^小さいね〜
そしてお母さん猫、銀色ちゃん保護!避妊手術!怒濤です。

保護前の銀色ちゃん、ガリガリです・・
後ろの方ににチラリと三日月と朝顔

続きます〜







2015年9月20日日曜日

でかした!オカッパちゃんその2

のどくろ君♂女の子顔の素敵柄♪
今年の夏は異常気象でした。ここ名古屋地方、暑いったら暑い!
37度だのが平気で毎日続いて、人間の大人でも昼間外を歩いていたら命に関わるのでは?という気温の中、
仔猫ちゃん5匹中の2匹を保護した後は、苦戦しました・・(-。-;)

お母さん猫のオカッパちゃんもなっかなか頭のよい子ですが、
残りの3匹も仔猫ながらにたいしたものでした。
先発の2匹が手づかみでポイポイと保護できたのが奇跡だったのでしょう・・
ポイポイと言ってもそこはノラさんの胡なので、どえらい悲鳴を上げられ
ご近所に響き渡り、通報されやしないかとヒヤヒヤはしましたよん。

こんぶ♂この怯え顔・・・(T.T)
その間、台風だわ、大雨だわで、
この親子、丸1日以上姿を見ない日もあってかなり焦りました。
オカッパちゃんはあんな豪雨の中、どうやって仔猫3匹を守ったのだろう?と今も思います。

本当にもう、ものすごい暑い日か台風か、どっちかだったこの夏。
人間だって体調を崩した人が多発しました。

私、仕事中に自転車で走り回った日、
この都会の中なのに、あまりの暑さで人間どころか猫ちゃんも見かけず
自転車で走る私と鳩とスズメしか歩道は見当たらない!という事態が生じました。
やばい、私も自転車で走っている場合じゃないかも?と焦りました(^^ゞ

も〜オカッパちゃんと仔猫ちゃん達は大丈夫かしら?
ホント、早く捕まんないかな〜

と脳内で嘆きつつ日中の仕事をこなしつつ、帰ったらば小学1年坊主と猫ちゃん達の下部になりつつの!仔猫ちゃん残り3匹保護するぞ!大作戦でございます。

さっぱり捕まりません。
どうやったって捕まりません。

最後の奥の手で、
先に保護している仔猫ちゃん2匹をしっかりケージに入れて、縁側のサッシの隙間をあけ
「ミュ〜ミュ〜」と鳴いてもらい、
みなと猫の会・Oさんにお借りしている捕獲器をサッシを開けた隙間にプラスする作戦に出ました。
家の中に体半分入れては、サッと逃げる仔猫、粘って粘って、1匹ずつ捕獲器に入り
保護!そして、また捕獲器を設置し、保護!とまぁ
私の根性勝ちです(-_-#)

やっと5匹保護!シャーシャーフーフーなんてもんじゃありませんでした。
キエ〜!!っとでっかい悲鳴を上げられて、噛まれ引っ掻かれ、大変でしたが
そういうことは喉元過ぎればどってことないのであります。
あえて言うなら勲章です。
ふっふっふ

この暑いわ、台風だわ、大変だった1週間、またまた3匹の仔猫を死なさずに我が家の縁側に連れて来続けたオカッパちゃん、本当にえらかったね!
後は安心して私に任せて、あなたもサッサと捕まって避妊手術だわよ〜
なんて思ったのですが、

まぁかしこいオカッパちゃん、ちょこんと縁側に鎮座し
こちらを勝ち誇ったような顔で見て、まったくもって捕獲器には入りませんでした。
人間が、ブックブクに蚊に喰われ、持久戦です。
結果、人間の負け。

オカッパちゃん保護は、またまた後ほどのお話しになります。

保護られホヤホヤ、ワカメ♀体もちっちゃいし
ものすごい警戒心で、未だにフーフー言いますわ(-_-#)
この後発の3匹もすぐに猫の先生に診てもらい、家猫修行が開始するのですが、
さすがに5匹の仔猫となりますと、我が家も手狭です。
先生曰く、「こんな懐いてない仔猫は1匹ずつケージに入れて、人間と対1の関係を作らなかんよ」と。

はい、と返事はしたものの、先生〜我が家のどこにそんなスペースが!!
と言うことで(どういう事なんだか)
まだ小さかった事もあり、ソフトケージを2つ並べ、2匹と3匹に分け修行のスタートです。

その間、毎日毎日外からは
オカッパちゃんの「仔猫を返せ〜!返せ〜!」と鳴き声が続きます。はっはっはっ
ものすごい悲鳴のような鳴き声です。それでも捕まらないオカッパちゃんです。

それに呼応するかのように仔猫も鳴きます。
一応、ここは中途半端な都会の住宅街。
「やめてよん(^_^;)オカッパちゃん!」と私が外に出るとスタタタタと逃げてくオカッパちゃん、
「は〜・・・」と溜め息つきつつで私が家の中に入ると
又もや「返せ〜!返せ〜!」と鳴くオカッパちゃんでした(苦笑)。

しかも捕まらない。どうしても捕獲器には絶対入らない頭の良さ。

き〜!!(メ-_-)

そして、仔猫ちゃんはぐんぐん大きくなり後発の3匹の頭に良さ、(先発2匹がおばかさんという意味ではないです。はい)
ソフトケージはすぐに脱走され、探し回り、色んなものが破壊され倒され、
我が家は泥棒に荒らされたような家に変貌していきます・・・(T_T)

奮発しました。
ケージを2つ買いましたわさ。我が家のケージの数、計5つ。友人に借りてる1つを入れれば計6つ、フル稼働なのは久しぶりです。

これで一安心。

もともとあった小さいケージに足して3つで2匹、2匹、1匹と分けて入ってもらうことで一件落着です。
少しずつ少しずつ人間のことも受け入れてくれた仔猫ちゃん達でした(ワカメを除く、苦笑)

のどくろ君
いつでも里親募集中
ぺっとのおうち
どんどん可愛くなってきました!(個人的見解ですが)

こんぶ♂
いつでも里親募集中
ペットのおうち
譲渡会にも参加したんです〜(ワカメを除く、苦笑)

ワカメ♀
いつでも里親募集中
ペットのおうち
一昨年の仔猫8匹(少し大きくなりかけの・・(^^ゞ)保護を乗り切った私に
またもや天からの挑戦状だと受け取り、

(実際は違いますよ!胡つぶが戻ってくるかもと女々しく置き餌をした結果ですから!
そして然るべき取るべき行動をしているに過ぎません、な〜んにも威張れるものではないのを前提にお聴き下さいませね・・(×_×))

頑張るのみでございます!


参加しました!
1回目のワクチンが打てた後の8月の16日の譲渡会!(ワカメ除く)
円頓寺商店街ふれあい館にて!
お盆のため、いつもとうって変わって閑散とした商店街に(笑)
ふれあい円頓寺 外をお散歩中のワンコちゃんに
厳戒態勢中の水玉とのどくろ(^_^)

ご縁は頂けませんでしたが、さすがは仔猫ですね!何も臆することなく
普段通りのわんぱくさを見せてくれて、関係者の方が多い会場を明るくしてくれました^^


そして9月5日の盲導犬協会の譲渡会にも参加しました!(ワカメ除く)
この日は、可愛いアル君がご縁を頂けましたよ〜

4回目の譲渡会、こんなに可愛い子がなぜ?と言われ続け
日進市のCMに出てくるかのような素敵なおうちの子に
なりましたよ〜!応援して下さった皆さん!ありがとうございました!!

参加した4ニャンズにはご縁は頂けませんでしたが、手応えはありました^^
きっと大丈夫!
たくさんの来場して下さった皆さんに、ちゃ〜んと可愛いところをアピールできた
4匹でした。
ニャンモック大好きなこんぶ君^^

なかなか書くことが追いつかない私で、申し訳ありません。
たくさん色んな事がありつつも、

20日と27日の円頓寺商店街ふれあい館での譲渡会、今度はワカメも参加しますよ〜
よろしくお願い致します!
です!「参加猫その1」に載せて頂いております〜

2015年9月15日火曜日

でかした!オカッパちゃん^^

保護られホヤホヤ水玉♂・ツバメ♂7/19
「ルール違反」というのは、色々あるのですが・・・
わかりやすく法に問われるものから、人道的にどうなんだ?というものや
暗黙の了解的な感じでダメなのに許されているものや、
未だ、良いことなのか、ダメなのか、きっちりしてない事やら、です。

ノラ猫ちゃんの餌やりも曖昧なまま、
でも1度やり始めたらキッチリ責任を取らねばいけません。

えらそうに言うこの私、本当はやってはいけない置き餌をしてまして、
行方不明になっている胡つぶが、10kmの道のりを大きな川を越えて戻ってくるのではないか?と
可能性は0ではないよね?と
縁側に置き餌をしています。祈るような気持ちで。

猫ちゃんには、口コミ、猫コミ、風の噂、と色々ありますので、
覚悟をしていた通り、ノラ猫さんがやってきまして、胡つぶのためのご飯を食べにきます。想定内であります。受けて立つ覚悟はとっくに出来ておりますよ。

いつも不思議だな、と思っているのですが、
私が置き餌をする前からこの子達はどこかで誰かにご飯をもらい、必死で生きながらえてきたのです。
どこから来てるのだろう?どうやって生きてきたんだろう?
色んな事が一気に起こり、踏ん張る力が湧かない私ではありましたが、ご飯をあげたら、それ相応の責任が発生します。

お母さん猫オカッパちゃん
その中で「うわ〜、この子メスだね」と言う会話が我が家ではデジャブか?といった感じで繰り返されて来ました。
オカッパちゃんと呼んでいる白黒鉢割れの女の子、冬胡をスッキリさせたような風貌です^^(冬胡は短足・ずんぐり♪)

そして、そうこう言っているうちに「お腹が大きいような気がする、なんとか早く保護せねば!」と思っているうちに、2〜3日姿を見せず、
次に縁側に来たときは、大きかったお腹はスッキリ細くなり、
「ごはん!ごはん!」と力強く自分の要求をしっかり言う子に変身を遂げてました。

こうなってくると
「胡つぶ、胡ぶりの再来だね」と諦めがついて
毎回ご飯をあげる度に「早く仔猫ちゃん達も連れておいでね。」と呪文の様にオカッパちゃんに言い聞かせる私でした。
オカッパちゃんは「やかましいニャ」とモリモリ食べ、サッサと仔猫たちが待つと思われる方向へこのすごいスピードで走り去って行きました。

「どこで産んだんだろう?」と雨の度にヤキモキ心配する人間・・・
「お願いだから、1匹も死なさずここまで運んで来てね。」と祈る人間、

有り難いことに夫はこうした一連の私の保護活動にいつも協力的で、7歳児は
「また仔猫が来るの?何匹来るの?」とまぁ素敵な問いかけをしてくれます^^

7月も中旬になった頃、夜中にミューミュー!と明らかに仔猫がお母さん猫を呼ぶ声が!

「え〜!?大丈夫か?」と夜中に懐中電灯を片手に近所をうろつく私、
きっと1匹連れてきては待機させ、また走って巣に帰り、もう1匹連れてくる、とう作業の最中なのだろう、大きな道(車が走ると言う意味)を横切っていくオカッパちゃんに
ドキドキしながら、
仔猫を見つけるも、捕まるわけもなく、かと言って深追いしてオカッパちゃんとの待ち合わせがうまくいかないと困るし。

人間っていうのは(この場合は私に限られますわ)、なんとまぁ愚かで器が小さいのであろうか。
ただただオロオロするのみの私でありました。

「いや、ここまで来たのなら必ず近いうちに全員揃って我が家の縁側に来るよ。間違いないよ」と器の違いを見せつける夫。
「そうか、そうかも。胡つぶがそうだったもの。」と言い聞かせて
やっと眠りにつくことが出来ました^^

そして、夫の予言は見事に的中することになるのです。
仔猫ちゃん達の数は、2〜3匹だろうか?と思っていた私の予想を上回り、5匹(苦笑)。
本当に胡つぶちゃんと一緒だね^^
オカッパちゃん、えらかったね、よくぞ1匹も死なさず(たぶん)、我が家の縁側まで連れて来てくれたね〜!

ワカメにコンブの黒猫コンビ、ちっちゃい!
今回の仔猫の保護方法は・・・なんと私の手づかみでありました(苦笑)
この私、グローブのような手にハンマー投げ選手なみの握力と集中力を発揮する女なのでした。フフフ
ご飯を必死で食べている仔猫に気づかれないよう、ソッとサッシを開け、
サッと仔猫を掴む、という古典的な(苦笑)。普通の方は真似しないで下さいね、99%引っ掻かれ噛まれますので(^^ゞ

最初に私につままれたのは、ツバメに水玉です。
あとの3匹は取り逃がしまして・・・仕切り直しです。
こういう場合、サッと保護できるノラちゃんの仔猫は、どんくさい、いやいや
すぐに人に懐く要素がある子ですね^^
その足で猫の病院に行き、ものの1週間で人馴れしました^^

初めまして^^水玉です♂
いつでも里親募集中
ペットのおうち
ツバメ君♂
いつでも里親募集中
ペットのおうち

よく食べて、コロコロ遊び順調な2匹に比べ、残りの3にゃんこは苦戦しましたよ〜
その間、台風あり、大雨ありで、ヤキモキしました・・・(T.T)


続きます。





2015年8月17日月曜日

譲渡会のご報告♪アル君がくれた勇気の巻です^^

アル君 生後3ヶ月くらいの時
輸入車のショールームに侵入、深夜に
アルソックを発動させた伝説の♂です^^
胡つぶのことがあってから、「どの面下げて里親募集活動なんて出来るのだろう?」と
心にシャッターを閉めてました。
実際は、頭の中ではちゃんとわかってたんです。
胡つぶの事は,本当に稀な酷いケースで,今まで里親さまに繋いできた全ての私達の活動が駄目だったわけではない、って事は。
たくさんの里親様にエールを頂き、
私達が保護したコと家族になれてとても幸せです、と温かいメールを頂き,写真を頂き、いつも私が後ろにドテッと倒れないように里親の皆さん、同じ猫ちゃん仲間の皆さん、友人・知人・家族が支えて下さってました^^
本当に有り難い限りです^^

ずっとわかっていました。自分がすべきことは。

ただ、ここのところの我が家は辛すぎました。
保護猫ちゃんを里親さまに繋ぐ裏では,トマトを亡くしクコを亡くし、花火を亡くした辺りで私は頭が変になりそうでした。
その間、ずっとずっと市松に注射を打ちながらの日々でした。

そして、胡つぶが逃げ、見捨てられ,途方に暮れて、考えれば考えるほど内面が裂けてしまいそうなくらい辛い日々の中、市松が逝ってしまいました。

私の中で何かが大きく崩れるような感じが、してました。

しばらくは、どうしても「よし!やるぞ!」という気持ちにはなれませんでした。
でも、そろそろ動き出さないと気になるコがいる・・・と思い始めた頃に
友人がアル君を保護(笑)。

保護られホヤホヤアル君、友人の手が優しい^^
自分だけの事だとなかなかお尻の重い私でした。
そろそろ動き出さなきゃ!早く!と心で叫びつつ,動かない私を動かしたのは
アル君と友人です^^
彼女の為なら動ける私でした^^
私は自分が思っていたほどダメダメ人間ではなく、まだちゃんと動ける女でした(苦笑)
心の奥がキュッとなりました。「緊褌一番」です。

初めての譲渡会参加中アル君
みなと猫の会主催・円頓寺7/12
またまた「みなと猫の会」様の支援を受け、
久々に譲渡会に参加させて頂きました^^
ついこないだ
ナンテンに胡柚に胡豆、冬胡を参加させて頂いたことが遠い遠い昔のようでした。
でも変わらない優しい人たちの笑顔に、ホッとしました。
どなたも私に起こった悲劇をご存じなのに,あえて口にも出さず,心の中から聴こえる「大丈夫だよ、uzumakinecoさん^^またやれることをやろうね」が染みました。

みんなにナデナデされてド緊張のアル君、
「参加猫ちゃん紹介」にもしっかり載せて頂いたおかげで
いらっしゃった方々にも「あっこの子がアルソックの〜!?」と知ってて頂きました。
ご縁には至らなかったのですが、
まずは、1歩!大きな1歩なのであります。
私にとっても,アル君にとっても友人にとっても!

(友人は土日も関係なく輸入車のショールームで働く女なのです。
そしてその輸入車の中で可愛い小さな車に乗る私なのであります。
そして,私の車よりハイグレードな同じ車に乗る猫の先生なのであります^^ウフフ)

間髪入れずの7月20日の海の日に盲導犬協会での譲渡会にも参加させて頂きました!
20日のアル君、ちょっとリラックス^^可愛い〜
私の家の近くと言うこともあったし,慣れ親しんだご近所なので私もリラックスで参加できました。
この日は,同じように近くで活動している方とお友達になり
「私だけじゃないんだ」と大きな力を頂きました。
そして、私「uzumakinecoさんですか?」と呼ばれまして,非常にこそばゆく
嬉しかったのです。
お顔も知らないどなたかが、私のブログを読んで下さっているこの喜びたるや、
初めての経験でしたよ〜

またもや何故かご縁には至らなかったアル君
「可愛すぎるのがいけないのかな?」と会場の皆さんに言われました^^
でもでも、きっと大丈夫!
ここでダメなら,出会うべき家族が他にあるということです。
私はナンテンのことをソッと思い出し,にやりとしました。

その夜のみなと祭りの花火はとても美しかったですよ!
子供のお友達家族のおかげで,埠頭の1番前で観ることが出来ました^^
実は,仔猫を保護し始めた私でありました。
動き出しました^^

水玉♂とツバメ♂生後1ヶ月半くらい
詳しくはじっくり又書かせて頂きます。

続きましては、
なごやかキャットサポーター宣言であります^^

みなと猫の会のoさんに奨められ、「えい!」となごやかキャットサポーター宣言です。
今更的なところはありますが、頑張りますね。

我が家の縁側には、「胡つぶが戻ってくるかも知れない」と置き餌をした為
ノラさんが来るようになりました。
1度でもご飯をあげたら,その子は我が猫です。最後の最後まで責任を持つ!
これがなごやかキャットサポーターですよん。
詳しくは名古屋市内の各区保健所に走って下さいね〜

オマケ
キャットタワーの天辺に乗る牡丹くん^^
どうだっ

続きますよ〜(近日中には)