2014年11月17日月曜日

私を呼んだよね?

まだまだ暑さの残る、9月の30日にほんの260gの仔猫ちゃんを保護しました。
「ひえ〜!小さい!!」が第一印象です。
この仔は私を選んで呼んだんです。本当です。

仕事帰りの足早な私の耳に「ミュー!!」と仔猫ちゃんの鳴き声が!
「今、仔猫が鳴きましたよね?」と一緒に歩いていた人に訊くも
「え〜?鳴きましたかね?」との返事。

いいや、鳴いた!
このレベルになってくると犬笛のレベルであろうと私は思ったりしています。

ぱっと見、仔猫の姿はないのだけれども、私は街路樹の根元の雑草をかき分け、かき分け
仔猫を探しました。
怪しすぎる光景ではあるのですが、命が掛かっているのです。
絶対、鳴いたんだもの、絶対!いるはず、と。

そこにアケビ君はいました。手の平に乗るくらいの小さな小さな仔猫が!
もう1匹いたのですが、すでに亡くなっていました。
私は、1回深呼吸をし、グッとお腹に力を入れ、2匹とも持って帰ります。

「去年が去年だっただけに(8匹保護した、という。苦笑)今年は保護しないね〜」とか
なんとか言った矢先のことです、はい。

家には相変わらずの市松と、少し状況の心配な花火がいる。
どうしたものか、と一瞬頭をよぎるも、一刻の猶予もないだろう。
サッサと持って帰る私でした。
まだ暑いとは言え、9月も末のことでこ〜んな小さな子がお母さんもいなくて、
寒かろうと湯たんぽと共に猫の病院へ。

先生はすんごく優しい。(ビックリ〜)
「260gか〜、400gまでは安心できないよ、気をつけて!
ボッコボコに暖めてね。」とおっしゃり、
私は、これまたハードスケジュールな日々を送ることになったんです。

亡くなった仔は、うちの裏の街路樹の下に埋葬しました。
不自然な形での仔猫たちの置かれ方・・・
猫の先生曰く、母猫は仔猫が育たないと悟ると、
仔猫を置き去りにしてしまうのだそうです。(その母猫に避妊手術も施さず、餌だけ与え知らん顔していた人間がいる、というのが諸悪の根源でしょうか?辛いです。お母さんはいずこへ・・・)

「そうすると、この仔も育たないのだろうか?」と一抹の不安を抱きつつも
必死で育てる人間、アケビ君と名付け、それはもう頑張ったんです、猫も人間も激動でした。幸いにも私には猫ちゃんシッターを生業としている友人がいる!強い味方を得て
仕事とこ〜んな小さな子育てと・・・。


トイレが巨大に見えます(苦笑)
この仔はえらいもんで、早い段階でトイレでオシッコもウンチもしてくれました。
ホントならオッパイを飲んでいる時期にad缶をねじ込まれ、でも食べてくれました!
生きる気マンマン!
泣けました・・・(T_T)

アケビはものすごい生命力でモリモリ食べ、スクスク育ち、コロコロ遊びます。
久しぶりの小さな仔猫にかなりの疲労はありつつも
癒されました^^可愛らしいです!

この間、我が家は思いも寄らぬほど、苦しく辛いこともあったのです。
今、話すことも苦しいような・・・
文字通り激動だったのですが
今は文章にするにことは出来ません。息が出来ないほど泣いてしまうので。

泣くのを堪えながら暮らす私ではありますが
今、すべきことは、
アケビの幸せのみ!!
ちゃ〜んと1kg近くまで成長し、無事にワクチンを打つことが出来ました。
只今、耳ダニ治療中ですが、そろそろ大丈夫だろう、ということで
里親募集です!

よろしくお願いします〜

か、かわいい〜!


オマケ
市松はいっつもお腹が空いている・・・(>_<)ゞ